アウグスブルクを出てノイシュバンシュタイン城に向かいます。こんな感じの田舎道を進んでいきます。


フッセンの町には立ち寄らず、フォルッゲン湖のところから直接城の方へ。途中、聖コロマン教会が見えてきました(Colomanstraße, 87645 Schwangau)。

近づいてみると、婚礼が始まるところなんでしょうか。バイエルンの民族衣装を着た人々が教会前に集まっています。馬車もいたりして、これが一般的なこの地方の婚礼なんでしょうかね。


何気ない教会なんですが、中は壁画が描かれて明るい雰囲気です。こんなところで結婚式なんていいですねえ。


教会をあとにして進むと、このように城が見えています。この城がわずか150年くらい前に建てられたなんて、世界史に明るくない私にとっては不思議な感覚です。

時間はちょうどお昼時、城に向かう前に腹ごしらえです。昼食にビーフの小振りステーキとポテト。もちろん飲み物はビールで、ケーニッヒ・ルートヴィヒという名前の地物らしいものを注文。黒ビールで癖はあるけど美味でした。

腹ごなしにと、ルートヴィッヒ2世の父親のマクシミリアン2世の再建したホーエンシュヴァンガウ城に登ります。もともと、この地シュバンガウ地方の領主の住まいだったこの城は、持ち主が何度も変わり荒れ果てていたようです。それを買い取ってネオゴシック様式に改修したんですね。ちなみに、中に入るには駐車場付近のチケットセンターで入場券を買っておかないといけません。我々は入るつもりはなかったので買わずに登ったんですが、わざわざ登って入れないという事態にならないように注意が必要です。

ホーエンシュヴァンガウから見た、ノイシュヴァンシュタイ城です。

ノイシュヴァンシュタイン城(Neuschwansteinstraße, 87645 Schwangau)を外から眺めるには、城の裏手にあるマリエン橋がおすすめです。実際、多くの観光客でひしめいていました。日本人もたくさんいて、大阪弁でしゃべっているおばちゃんの声を聞いてなぜかほっとしました。ちなみに、冬場は(一応)橋は通行止めになっていますが、At Your Own Riskで行くには問題はありません。

ここが城に行くのと橋に行くのとの分岐点。ここまでは下からバスで登れるんですね。ちなみにバス料金は往復で2.6ユーロでした。
今日の旅行記はここまで。