- Deamon irrepit callidus(György Orbán作曲)
皆さんお忙しいようで、出席者が少ない事が予想されたので、みっちりと細かいことにこだわる練習となった。いつもはなんとなく歌い飛ばしているこの曲を、一つ一つの音・和音にこだわり、本来はどういう音が鳴るべきなのか、メロディの流れから各パートはどう歌うべきか、そして、言葉の意味合いからどのような歌いっぷりになるかを追求してみた。
細かくやってみると、鳴るべき和音が意識できていなくて、なんとなくそれらしいおとを鳴らしていることがわかってきた。基本的な和音が鳴るべきところ、テンションコードが鳴るべきところ、和音での自分のパートの役割。これらがわかってくると、音がすっきリとしてきて、これまで音取りに苦労していた部分の見通しが良くなった。当然、流れも良くなり生き生きとした音楽に変わっていくのが面白かった。もっとも、泥臭い練習に付き合って下さったメンバーはどう思ったのだろうか。
2月のステージでは全部で3曲演奏するけれど、練習はあと2回。果たして全曲で細かい練習ができるのか。ペース配分が難しいけれど、楽しい本番にするには、こういう練習も必要だね。
コール・マカデミア
日本橋社会教育会館講習室
指揮:上村正継